《温泉名:むささび温泉》
訪問日:2016.02.27
総評:★★★★(通りかかったらぜひリピート。)
施設:★★★(外観は古いが、入ってみると意外に充実。)
泉質:★★★★(泉質はまろやか。翌朝も肌がもちもちしていました。)
広さ:★(かなりコンパクトな温泉。)
眺望:★★(風呂からの眺望は特筆点なし。休憩所から清流が見えます。)
食事:?(未食。ただし、そんなに期待はできない感じではある。)
料金:大人600円
アクセス:高知県吾川郡いの町小川東津賀才53-1
ウェブサイト:
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本日は、旧・吾北村の「 」を目指します。ここら辺はガチで何もない、山奥のエリアです。訪問レポートも少なく、ブロガー的には色々とそそられます。
ぼくが住む街からは、約40km。道中、食料を調達できる場所はわずかなので、ご注意ください。自動販売機もありません。ガチの秘境です。
唯一、食料を調達できるのが道の駅「むささびの里」。
ここは隠れたグルメスポットで、うまいものがたくさんあるんですよ。
地元産の野菜や加工品はもちろん、
「とまとぶんたん」!これがうまいんです。ちょっとお値段張りますが、一度お試しあれ。
あとはこの刺身こんにゃくですね!うちに来たゲストは100%喜んでいただける一品です。
そして、なんといっても、ここのいなり寿司が美味しいんですよ……このために立ち寄りました。
地元のレストランが作っています。
キラッキラ。余計な具材は入っておらず、米は粒だちがよく、お揚げがものすごい甘いんです。
うちの妻いわく「甘すぎるんじゃない?もうこれはお菓子でしょ」。
「だがそれがいい!これぞいなり寿司だ!」と言わしめる味です。
野菜やこんにゃくが具材の、通称「田舎寿司」も買いました。高知のローカルフードです。
そして!ここの鶏肉丼がうまいんですよ。思いっきり甘くて(笑)高知は山間部に行くと、驚異的に甘い味付けの食べ物に出会いますね。「糖質制限」とか完全無視。実にいさぎよい。
妻と娘がアイスを調達してきました。なぜか一口食べたあとの写真です。つい食べちゃったんでしょうかね。
ここから10分ほどで目的地「むささび温泉」に到着。
うーん、鄙びている!
いいですねぇ、この感じ。鄙び系。
相当ぼろいのかな……と思ったら、案外なかは清潔でした。
食堂も併設。パイプ椅子と折りたたみテーブル(笑)
メニューはこんな感じなので、あんまり期待しないほうがいいかも?実はめちゃくちゃ美味しかったりして……?
休憩所の居心地もグッド。
外には清流が流れています。
フィットネスルームまで!なんだ、すごいじゃないかここ。
さて、肝心の泉質ですが……これが、実にすばらしい。
「まろやかなお湯って、こういうことなんだね」と妻。ほんとうに、やさしい肌触りで、じっくり浸かっていたくなる名泉です。噂では良いお湯だと聞いていたけど、これは想像以上。
温泉自体は小さくて、露天風呂もないんですが、近くを立ち寄ったら訪れる価値はあります。いやー、高知の温泉、奥が深いではないですか。
客層はご老人が中心で、土曜日ですが割と空いてました。小さめの温泉ですが、みなさん思い思いにくつろいでいて、つい時間を忘れます。
浴槽のへり(普通なら腰掛ける場所)でがっつり寝てるおじいちゃんとかもいて、「くつろぎレベル」の高さに感動しました。あそこに寝るのは勇気いるな……というか、硬くないのか?
物販スペースでは、なぜかインドネシアの塩が。500グラムで560円と、この手の塩にしてはお安い。妻がパン用に購入していました。
同じく物販スペースに置いてあったもの。この遊び、なんでしたっけ?なんかおじいちゃんの家にあったなぁ。
帰りはコンビニ「MOMA」に立ち寄ってみました。ローカルコンビニ!ここら辺では「むささび」のことを「もま」とも呼ぶので、MOMAなのでしょう。無駄にかっこいい。
通常のコンビニにはないであろう、手作りこんにゃくなんかがありました。
というわけで、楽しい休日でした。来週はどこにいこうかなぁ。近場の温泉はそろそろ制覇したので、ちょっと遠出してみようと思います。
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